眼瞼下垂症について
眼瞼(まぶた)の中の筋肉(眼瞼挙筋、ミューラー筋)の働きが弱る、あるいはその筋肉を支配している神経が外傷や血流障害などで働かなくなる、あるいは眼瞼は挙げられるけれど、皮膚のたるみ(眼瞼皮膚弛緩症)のために、あるいは顔面神経麻痺による眉毛下垂 等により十分に瞼が開かなくなり、見える範囲が狭くなったり、見ようとすることですごく肩こりや疲れが生じる状態です。患者様ごとの個別の状態により、治療方法が異なります。
眼瞼(まぶた)の中の筋肉(眼瞼挙筋、ミューラー筋)の働きが弱る、あるいはその筋肉を支配している神経が外傷や血流障害などで働かなくなる、あるいは眼瞼は挙げられるけれど、皮膚のたるみ(眼瞼皮膚弛緩症)のために、あるいは顔面神経麻痺による眉毛下垂 等により十分に瞼が開かなくなり、見える範囲が狭くなったり、見ようとすることですごく肩こりや疲れが生じる状態です。患者様ごとの個別の状態により、治療方法が異なります。
眼瞼内方(鼻側)の皮膚、皮下脂肪が多いため特に内側の睫毛が内反しており、角膜に睫毛が接触する。幼少期は睫毛も柔らかいいため放置でよく、顔つきの変化により自然治癒することも多いが、睫毛の強い接触により角膜に傷がつくようになると、異物感や充血が生じうる。治療は、点眼治療や、縫合糸で眼瞼を外反させる手術を行う。効果が乏しい場合は、全身麻酔下で、皮膚切開手術を要する。
眼瞼皮膚に張りがなくなると、とくに下眼瞼が内側にめくれこんで、睫毛が角膜に接するようになる。目の異物感や不快感のみならず、重症例では角膜潰瘍や角膜感染症により、重篤な視力障害が生じる可能性があり、適切な治療が必要である。 治療は、眼瞼を外側に倒すために、下眼瞼皮膚および皮下組織を切除するあるいは下眼瞼牽引筋腱膜を短縮する などの手術を行う。(局所麻酔で、20-30分程度)
眼瞼の内部、もしくは眼瞼皮膚にできるできもの。良性腫瘍が多いが、稀に悪性腫瘍もあるので、増大傾向があるようであれば、美容的な問題にとどまらないこともあるため、切除もしくは摘出して、病理学的な検査を行う必要がある。
点眼、軟膏により多くは治癒するが、改善が乏しい場合には、眼瞼皮膚もしくは結膜側から瞼板を切開して、摘出もしくは内容物の除去を行うことがある。
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